海岸から高台まで歩いてみると…

町内では1997年に自主防災会を立ち上げ、年に1回、避難訓練を続けるなど防災意識を高めてきました。

市も高台など9か所を避難場所に指定したほか、海水浴客を高台に誘導する看板もあちこちに。

実際に海岸から看板の指示に従って高台まで歩いてみました。

三重県の想定では新鹿町には、地震発生から約6分で20センチの津波が到達するとされています。

(桜沢信司気象予報士)「到着しました。かかった時間は5分15秒です」

ただ、別の避難場所への看板をたどっていくと…

(名古屋大学 鷺谷教授)「開いていないですね」
(桜沢気象予報士)「え?これ行けない?」