19日に岩手県大船渡市で発生した大規模な山林火災から25日で7日目です。
24日でヘリによる空中からの消火活動は終了し、25日は地上からの確認が行われています。

(佐藤記者リポート)
「鎮圧に向けて、延焼箇所が残っていないか確認作業のため、消防が現場に向かっています」

25日は午前9時ごろから消防署の職員や消防団など、およそ110人体制で大船渡市の山林に入り、目視による延焼個所の確認をしながら消火を行うとともに鎮圧に向けての作業が続けられています。
岩手県などによりますと、これまでにおよそ324ヘクタールの山林が焼けましたが、けが人や住宅など建物への被害は確認されていません。

一方、田浜地区の62世帯157人を対象に出されている避難指示と計画停電は継続しています。

現場では、鎮圧を目指した活動が行われています。