25日朝の県内は放射冷却の影響で冷え込み、寒い朝となりました。
伊佐市では今シーズン最も低い気温を観測するなど各地で最低を更新しました。
伊佐市大口では25日朝、今シーズン最低となるマイナス6.9度を観測しました。
農業用のため池ちかくには10センチほどの霜柱が立ち、水面は厚さ2ミリほどの氷で覆われていました。
(近くの住民)
「(指の)感覚がなくなる」
「早く明日にでも花が咲いて春になってほしい」
近くの小学校では子どもたちが白い息を吐きながら、寒さに負けず元気に登校していました。
(小学生)
「寒いです」
「とても寒かったです。布団から出たくなかった」
25日朝の最低気温は鹿屋市でマイナス5度、肝付町前田でマイナス4.1度など、県内33の観測地点のうち11か所で今シーズン最低を更新しました。
一方、午後からは気温が上がり最高気温は伊佐市大口で13.8度、鹿児島市で14.4度など、すべての観測地点で前の日を上回りました。
県内は26日以降も気温があがり、週末は4月並みの気温となる見込みです。