JR山田線のトンネル内で24日、コンクリート片が落下しているのが見つかり、上下7本が運休、または区間運休しました。

JR東日本盛岡支社によりますと、24日午前10時10分ごろ、除雪作業員がJR山田線の上米内駅と区界駅の間にある第一飛鳥トンネル内に幅約30センチ、高さ約15センチ、奥行き約15センチ、重さ約14キロのコンクリートの塊が落下しているのを見つけました。コンクリート片はトンネル内部の漏水が凍って押し出される形で、高さ約3.5メートルのトンネル側壁から落下したものとみられます。コンクリート片の列車への衝突やけが人はなく、撤去されました。その後、このトンネルの壁面を叩いて状態を確認し、他に異常がないことが分かり運転を再開しました。この点検作業の影響でJR山田線は24日から25日にかけて上下7本の列車が運休、または区間運休となり、あわせて160人に影響が出ました。