ミャンマーの特殊詐欺拠点を「一掃する」としている少数民族の武装勢力が、この10日間で外国人6000人以上を解放したと伝えられました。
記者
「ミャンマーの詐欺拠点では、きょうも『国境警備隊』による捜索が続けられている模様です」
ミャンマー東部の国境周辺を支配する少数民族の武装勢力「国境警備隊」は、「KKパーク」と呼ばれる大規模な中国系犯罪集団の拠点など、複数の地域で捜索を行っています。
ミャンマーメディアは「国境警備隊」幹部の話として、23日までの10日間で複数の詐欺拠点から外国人6000人以上が解放されたと報じました。
詐欺拠点内部で撮影された映像です。「国境警備隊」の関係者が解放された外国人らに呼びかける場面も。
「(家に帰りたいか?)イエス!」
ただ、この中に日本人は含まれていないとみられます。
日本人を含む1万人以上の外国人が監禁されているという詐欺拠点をめぐり、「国境警備隊」は、犯罪集団の後ろ盾になってきたと批判されていましたが、中国政府やタイ政府からの圧力を受け、詐欺拠点を「一掃する」と宣言。
外国人を解放させる動きは加速していますが、タイ側での受け入れ態勢などが整っておらず、母国への送還は難航しています。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】女子中学生をはねとばした”危険運転” 事故から2週間...中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い抜き命を危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかる恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
