■プロ野球 ソフトバンクーオリックス オープン戦 (22日 宮崎アイビー)

オリックスは岸田護監督(43)の初陣となったソフトバンク戦で完封負けを喫した。打線はわずか3安打で三塁を踏めず6回以降は1人の走者も出せなかった。先発・田嶋大が初回、ダウンズに先頭打者弾をあびるなど投手陣7人は12安打7失点と打ち込まれた。

スタメンは1番センター・中川、2番セカンド・太田、3番ファースト・頓宮、4番レフト・西川、5番ライト・杉本、6番DH・ディアス、7番ショート・紅林、8番キャッチャー・若月、9番サード・宗のオーダーを組んだ。

ソフトバンクの先発・上沢に1回、中川は左飛、太田は空振り三振、頓宮は中飛とわずか11球で三者凡退に終わる。

先発・田嶋大は昨季21試合に登板、6勝8敗、防御率3.68。田嶋は1回、先頭・ダウンズに変化球をレフトポール際スタンドに運ばれ1点を先制される。

2回の攻撃も上沢に西川は一ゴロ、杉本は見逃し三振、ディアスは遊ゴロと走者を出せなかった。

田嶋大は2回、先頭・川村に三内安打も海野を二ゴロ併殺打、牧原大も二ゴロに打ち取る。

ソフトバンク2番手・東浜に3回の攻撃は1死から若月が左安打、宗は空振り三振、中川は右飛に打ち取られる。

3回、2番手・権田はダウンズに四球、笹川に右安打、重盗を決められ無死二・三塁となると栗原にライトへタイムリーを弾き返される。続くリチャードに四球で無死満塁から正木にセンターへ犠飛を打たれ、0ー3となった。

4回の攻撃も東浜に太田と頓宮は凡退、西川が四球も杉本は遊ゴロに倒れた。4回、3番手は西武から現役ドラフトで移籍の本田圭が海野、牧原大、ダウンズを3人で退ける。

5回の攻撃はソフトバンク3番手・又吉に先頭・ディアスが左安打、宗が四球で2死一・二塁とするが中川は中飛に倒れ本塁が遠い。

5回、4番手・本田仁は笹川に右安打、栗原に四球、リチャードに中安打で無死満塁のピンチに。正木の遊ゴロ併殺打間に1点を失い、0ー4となる。

6回の攻撃はソフトバンク4番手・津森に大里、頓宮、池田と三者凡退に終わる。6回は5番手の育成・村西が川村にライトへスリーベース、1死後に牧原大にライトへ犠飛を打ち上げられ、0ー5に。

打線は7回、ソフトバンク5番手・杉山に杉本と来田が連続三振、野口は二ゴロと走者を出せない。

7回、6番手・山﨑が笹川を遊飛、井上を遊直、リチャードを三ゴロと三者凡退に抑えた。

攻撃陣は8回、福永は三ゴロ、横山は見逃し三振、杉澤は空振り三振と3イニング連続で走者を出せない。

8回、7番手の育成・小野が1死二・三塁の危機を招くと峯井にセンターへ2点タイムリーを打ち返され、0ー7とリードを広げられる。

9回の攻撃はソフトバンク7番手・尾形に大里が中安打、広岡は中飛、池田は空振り三振、渡部遼は中飛で試合終了。