高知市の建設会社が去年行った、3Dプリンターを活用した護岸工事が、工期の短縮や環境への配慮などにつながったとしてインフラDX大賞国土交通大臣賞を受賞しました。

濵田知事に受賞を報告したのは、高知市の福留開発です。福留開発は3Dプリンターで作られた「曲線護岸パネル」を国内で初めて、護岸工事に活用。工期の短縮につながったほか、環境へも配慮されていたことなどが評価され、このほど、「インフラDX大賞国土交通大臣賞」を受賞しました。人手不足が課題となっているという建設業界。こうした技術の導入は、業界全体の担い手の確保にもつながると期待されます。

(福留開発 大場将史 社長)
「コンピュータやAIなどを活用していくことが、将来、建設業が生き残る大きな活路になると考えています」

福留開発は業界全体で新しい技術を取り入れ、実績を残していきたいとしています。