新潟県上越市高田地区の中心部で起きた火災。発生から1年が経過してもなお、現場には今も火元となった建物がそのまま残っています。なぜ1年が過ぎた今も撤去されないのでしょうか。取材をすると、その理由と近隣住民への影響が見えてきました。
【記者リポート】
「ちょうど1年前に火事があった上越市の現場に来ています。こちらの建物はもともと3階建てだったということですが、現在は1階部分が当時のまま残されています」
燃えた建物が残るのは上越市本町6丁目。

高田駅のすぐ近くで総延長日本一とも言われる雁木通りです。
火事は去年2月20日の夜、元旅館で空き家だった3階建ての建物から起きました。この火事によるけが人はいませんでしたが、隣接する住宅4棟が全焼。そのほか2棟が焼けました。
