去年7月の記録的な大雨で被害を受け、運転見合わせが続いていた奥羽本線の新庄・院内(いんない)間が、4月25日から運転が再開されることになりました。

奥羽本線の新庄駅から院内駅の間は、去年7月の記録的な大雨で線路に土砂が流入したほか、のり面が崩落するなどの被害を受け、運転見合わせが続いています。

現在、復旧工事が進められていて、JRは、工事完了の見通しが立ったとして、4月25日から運転を再開すると発表しました。

9か月ぶりの運転再開です。

現在行っている、新庄・院内間の代行バスについては、前日の4月24日で終了するとしています。

今回の再開に伴って、この区間は、電化区間ではなくなり、新たにディーゼルエンジンで発電した電力で走行する車両を導入するということです。

このため架線設備が不要になり、倒木などで架線が切れるなどのリスクを軽減できるということです。

また同じく大雨による被害で運転見合わせとなっている陸羽東線新庄・鳴子温泉間は復旧のめどはたっていません。