家族の介護を理由とした離職を減らそうと山梨労働局の局長が自らの介護体験をふまえた講演を行いました。

山梨労働局の高西盛登局長は20日に開かれた峡南地域の自治体と商工会職員の会議で講演しました。
高西局長は父親の介護のため月に一度、休暇をとって実家がある広島と山梨を往復していた経験を交え、今必要とされる介護サービスについて話しました。
山梨労働局 高西盛登局長:
「自分自身の健康と生活を第一に考えた上で、できるだけ外部の介護サービスを活用しながら家族が無理をしないことが大切」
山梨労働局によりますと、県内では1年間におよそ1100人が介護や看護を理由に離職していて、講演で高西局長は介護休暇などを取得しやすい環境づくりが事業者側に求められると主張しました。














