店の命ともいえるスープは、肝となる牛骨をベースに、野菜や鶏ガラ、コクを出すために豚の皮などを入れて寸胴で煮込みます。
満洲味 門脇美紀子店主
「レシピって言うのは全然ないんですよね。どのぐらいの分量でってもう目と勘ですね。見た感じの。この味はラーメンを愛してないとできない」

スープやチャーシュー作り、チャーハンや唐揚げといったサイドメニューの仕込みまですべて一人でこなすため、開店まで休む間もない美紀子さん。
両親から引き継いだ店の味を守るため、この生活を40年以上続けてきました。
満洲味が誕生したのは1946年。
戦後、満州(中国)から引き揚げてきた美紀子さんの両親が開業しました。