新潟市 秋葉区で一風変わった防災会議が開かれました。会議の進行を務めるのは「小学生」です。

新潟市秋葉区で行われた防災会議。

荻川小学校の4年生67人が発表した相手は地元 荻川地区の住民です。

子どもたちは1年間総合学習で自分たちが住む荻川地区の防災について学び、地域住民にも共有したいと考え開かれたこの防災会議。家具の固定方法や携帯トイレの使い方などをクイズも交えて紹介しました。

【地域住民は】「私の家の方から新潟の石油会社が火事になっていて、それで見えるんです」

地域住民による新潟地震の体験談を聞き、災害時はどのように避難するべきかなど活発な議論が交わされました。

【児童は】「緊張したけど、うなずいてくれたりして多分聞いてくれていたと思う」

【児童は】「災害が起きた時にこの話を生かして、みんなが荻川や日本を守ってくれたらなと思います」

【地域住民は】「10年後20年後は今の小学生とか、子どもたちが主体になるので逆に私たちはお世話になる方ですので、うれしいし心強いです」

子どもも大人も地域防災について理解が深まったようです。