群馬県伊勢崎市の建設会社の敷地で車3台がハンマーで破壊されました。犯人は逃走しましたが、発覚のきっかけは被害に遭った電気自動車のスマホ通知でした。
3台も…ハンマーで車破壊 深夜に覆面で犯行

闇の中から現れた人物。手に持っているのは、大きなハンマーです。群馬県伊勢崎市にある建設会社の防犯カメラが捉えた犯行の瞬間です。

すぐそばを通行する車を気にすることなくハンマーで車のガラスを割っていきますが、ボンネットはビクともしません。隣に止めてあった軽トラックにも近寄り、ガラスを割っていきます。さらに別の車にもハンマーをたたきつけました。

ハンマーの人物は並んでいたピックアップトラックと軽トラック、そして少し離れて止められていた電気自動車を破壊。その直前、電気自動車を所有する女性従業員のスマホに異常を知らせる通知が届き、専用アプリで車載カメラが捉えたハンマーの人物の姿が映し出されていたといいます。
女性従業員(電気自動車を所有)
「ものすごく怖かったですね。そのときの状況がリアルタイムで映って、物を持っている人影が映っていた」

犯行後、隣の駐車場に止めていた車に乗り込んで逃走したハンマーの人物。
会社と従業員の車が被害に遭った社長は…
被害に遭った会社の社長
「もし人がいるときに来て、人がやられたらと思うと恐怖」
――心当たりは?なぜ起きた?
「自分に対する恨みなのかなと。恨みがあるからといって物に当たって逃げていくのはどうなのかと思う」

ハンマーの人物は犯行時、覆面をつけていました。警察は器物損壊の疑いで捜査しています。














