日本人を含む多数の外国人が監禁されているとされるミャンマーの特殊詐欺拠点をめぐり、日本の準暴力団「チャイニーズドラゴン」の関連グループが関与しているとみられることが新たに分かりました。

ミャンマーの国境地帯では、多数の中国系犯罪集団による特殊詐欺拠点が乱立していて、タイ当局は、外国人1万人が監禁され、詐欺を強要されているとしています。

このうち、複数の日本人らが監禁されている詐欺拠点について、日本で準暴力団に指定されている「チャイニーズドラゴン」の関連グループが関与しているとみられることが、タイ当局関係者などへの取材で分かりました。

日本人と中国人のメンバーが協力し、詐欺を強要している可能性があるということです。

関係者によりますと、チャイニーズドラゴンは、ミャンマーやカンボジアなど東南アジア各地で活動しているとみられています。