大規模な開発が計画されている新潟市の鳥屋野潟南部地区に2028年4月のオープンを目指し、大規模商業施設の建設が計画されていることが分かりました。

県への届け出などによりますと、大規模商業施設の建設が予定されているのは、「HARD OFF ECOスタジアム新潟」に隣接するL字型のエリアです。

施設の床面積の合計はおよそ5万5000㎡で、1日当たりの集客予定数はおよそ5万6000人としています。今年8月から土地の造成などをはじめ、2028年4月のオープンを目指しています。

鳥屋野潟南部地区を巡っては、エコスタなどがある「総合スポーツゾーン」や今回の大型商業施設が予定されている「住居・交流拡大ゾーン」など4つのゾーンに分けて開発が計画されていました。

県に提出された建設予定地の図面を見ると、いくつか大きな建物が並んでいます。

【記者リポート】
「複数の関係者によりますと、HARD OFF ECOスタジアムのはす向かいにありますこちらの田んぼには会員制の倉庫型小売店の出店も検討されているということです」

設置者の一つ加賀田組は、「事業者との契約はこれからで具体的なものは公表できない」としています。

関係者によりますと、6月末には地権者らでつくる土地整理区画組合が立ち上がり、事業者との契約が概ね固まる見込みだということです。