日本銀行の高田審議委員はきょうの講演で、今後も利上げを進める局面という認識を示しました。市場では日銀の追加利上げの観測が高まっていて、長期金利が15年ぶりの水準まで上昇しています。
高田審議委員はきょうの講演で、今後も賃上げや設備投資など、企業の前向きな行動が続けば「一段のギアシフトを進める局面だ」と話し、利上げを続ける姿勢を示しました。
その上で、アメリカ経済の堅調さを背景にFRBの利下げのペースが鈍化してきていることから、マーケットが大きく変動するリスクが後退したとして、利上げ局面にある日銀の「政策の自由度が増した」と述べました。
追加利上げが続くとの観測が広がっていることから、きょうの債券市場では、長期金利の代表的な指標である10年物国債の利回りは、一時1.435%に上昇しました。
2009年11月以来、15年3か月ぶりの高い水準です。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
