新潟県内ではこの冬、除雪作業で6人が死亡しています。
そんな雪下ろしの事故をなくそうと、“屋根に上らない”「屋根雪の除雪機」を燕市の企業が日本で初めて開発しました。

「屋根に上らない屋根雪の除雪機」を開発したのは、農機具メーカーのフジイコーポレーション。

日本初!ということで開発者にちなんで名付けられた『憲太郎』は、アームの長さが特徴です。6mも伸びるので、一般的な住宅の2階の屋根まで“余裕”で届きます。

パネル操作でアームの先端を伸ばして屋根の雪を“カット”すると、雪は自重で落下してきます。

カメラも付いている憲太郎だと、積もっている雪の量や位置を屋根に上がらずに確認しながら、簡単に安全に屋根の雪下ろしをすることができます。

【フジイコーポレーション 小林祐介取締役】
「毎年冬に、けがや死亡事故が起こっていて、製造メーカーとしては、それを1件でも減らしていくことが使命だと思っていて…」