再び襲来する寒波。スキー場での雪の備えは…

郡上市の鷲ヶ岳スキー場。午前中から雪が降っていましたが、コースコンディションに問題はなく、学生や家族連れなどで賑わいました。

スキー場にとっては、なくてはならない雪。しかし、日頃の安全対策は大切です。来場者が利用するリフトでは…

(鷲ヶ岳スキー場企画広報 井本真一さん)
「スノーボードの板や、スキーの板と接触することがあるので、リフトの搬器(椅子の部分)の下も除雪している」

また、解けた雪のかたまりで来場者がケガをしないよう、建物の屋根の定期的な雪下ろしも必要です。それに加えてロープによる進入規制など、事故を未然に防ぐ取り組みが行われています。

(鷲ヶ岳スキー場企画広報 井本真一さん)
「雪が解けて水分を含むと重たくなるので、雪下ろしをして、お客さまが危なくないように、建物に被害が出ないように心がけている」

18日の鷲ヶ岳スキー場では、午後に入っても雪が強く降る様子は見られませんでしたが、2月初旬の今季最強寒波の影響で、降った雪がまだ残っている場所も…

(矢野司 記者)
「前回の大雪で屋根に積もった雪を降ろしてきたそうなんですが、身長170センチの私の2倍以上の高さまで雪が残っています」

雪は大歓迎でも屋根の雪は別です。いまは駐車場の一角に集めていますが、寒波の影響でその雪も増える一方です。