去年10月に76歳で亡くなった、俳優の西田敏行さん。その「お別れの会」が東京都内の増上寺で午後1時から開かれます。

さきほど、報道陣に公開された祭壇は、西田さんの生まれ故郷である福島県の「磐梯山(ばんだいさん)」をモチーフに、手前の湖は別名「天鏡湖」と呼ばれる「猪苗代湖(いなわしろこ)」を表現しています。
また、祭壇の花は福島県の県の花、ネモトシャクナゲと、郡山市の木、ヤマザクラをイメージして、シャクナゲ208本や桜の枝50本を用いたほか、菊、桃、梅、ダリア、ソリダコなど合計4000本の花で豪華に彩られています。

遺影は、およそ2年前にプロフィール用として写真家の山岸伸さんが撮影した写真を使用しているということです。
また、会場では西田敏行さんにまつわる曲である「もしもピアノが弾けたなら」「淋しいのはおまえだけじゃない」「また逢う日まで」「ラブミーテンダー」の4曲が流される予定です。
なお、「お別れの会」の会場となった増上寺は徳川家の菩提寺で、徳川秀忠をはじめ、計6人の歴代将軍が埋葬され、徳川秀忠の正室・お江も同地に眠っています。
西田さんが徳川秀忠役として出演したNHK大河ドラマ「葵 徳川三代」(2000年)にも登場し、徳川秀忠は臨終のシーンで「お江が眠る増上寺に葬ってほしい」と遺言をしました。ドラマでのご縁から、会場として増上寺が選ばれたということです。
【担当:芸能情報ステーション】














