引退した競走馬の現実を知ってもらおうというイベントが延岡市で開かれました。
延岡乗馬同好会が主催したイベントにはおよそ50人が参加。
まず、ドキュメンタリー映画が上映され、競走馬を引退した馬が若くして食肉として一生を終えることなどが紹介されました。
このあと延岡乗馬同好会代表で引退した競走馬を引き取り終生飼育に取り組んでいる細沢奈々子さんとドイツ出身で延岡市国際交流員のショエル・セガットさんのトークセッションが開かれ、馬の飼育を継続するために何をすればいいかなどの課題が話されました。
(延岡乗馬同好会・細沢奈々子代表)「馬たちのキャリアについてあまり知られていないので知ってもらうとともに皆さんができることを何かできることはないか自分自身で考えてもらいたい」
延岡乗馬同好会では、来月2日、延岡市内にある牧場で「馬と牧場の見学会」を予定しています。