遺族関係者「話にならない病院」
元同僚医師「利益第一主義ともいえる指示に不信感」
当時の院長と主治医が逮捕された今回の事件では、病院側の対応に遺族の関係者は「話にならない病院だ」と不信感を募らせています。
殺人事件から約2年。みちのく記念病院には14日、警察の捜査が入り、犯人隠避の疑いという新たな局面に入りました。

殺害された患者の遺族は、事件の発生当時、病院側の説明に納得できず「病院側がなぜこういうことをしたのか知りたい」と苦しい胸の内を明かしていました。
さらに、遺族の関係者は事件のあと、当時・主治医であった石山哲容疑者が1度も会いにきたことはなかったことから「話にならない病院だ」と話していました。

また、過去にみちのく記念病院で勤務したことがある医師は、石山哲容疑者について「利益第一主義ともいえる指示に不信感を覚えた」と話していました。

今回、2人が逮捕されたことで、病院は14日、休診としています。
今後、どのような運営体制がとられるのかについては、八戸市保健所が警察の捜査状況を確認しながら、関係機関と協力して対応する方針です。