やっぱり寒いと遅れる梅の開花

ちなみに、過去約30年の観測記録の中で、最も遅かったのは2018年の2月15日、2番目に遅いのが今年の2月14日、次いで2012年の2月7日です。
地球温暖化で暖冬が増加傾向の昨今ですが、2018年と2012年はその中では稀な、「かなり気温が低い」冬でした。
ちなみに、最も早い飛梅の開花は、1998年の12月8日。なんと2ヶ月以上もの差があるんですね。
このあとの、気温変化はどうなる?

飛梅も咲いたことだし、このあとは順調に暖かくなると言いたいところですが、実は、来週以降から2月いっぱいは寒気の流れ込みが続き気温が低い状態が続く見込みです。

次に暖かさを感じることができるのは3月になってからとなりそうです。
もしかしたら、梅と桜の競演がみられる地域が増えるかもしれませんね。
RKB 気象予報士 龍山康朗