糸魚川署は去年、統計をとり始めた1954年以降初めて交通事故による犠牲者ゼロを達成しました。今年も犠牲者ゼロを目指し事故が多発している交差点で緊急点検を行い、ドライバーに交通事故防止を呼びかけました。

「右折左折歩行者には十分気を付けて安全運転よろしくお願いいたします」

緊急点検が行われたのは糸魚川市 東寺町の県道と市道が交わる交差点です。

糸魚川署の署員や道路を管理する糸魚川市などが参加しました。この交差点では去年9月、右折してきた車に自転車に乗っていた80代女性がはねられ重体となる事故が起きています。

その2か月後には、去年11月に50代女性が車にはねられ軽傷。今年1月にも20代女性が車にはねられ病院に運ばれています。
いずれの事故も共通しているのは「右折」と「横断歩道を横断中」の事故ということ。14日の緊急点検では現地を確認するとともにドライバーに対して注意喚起を行いました。

【糸魚川署 柳昭平 交通課長】「安全確認をしてからハンドル操作、右折左折を開始していただきたいです。ドライバーは歩行者のこと、自分のことを認識していない可能性がありますので、そういう車を見ましたら気を付けていただきたい」

糸魚川署では去年、統計を取り始めた1954年以降初めて交通事故による死亡者ゼロを達成していて、今年もゼロ達成に向け今後も事故防止を呼びかけていきたいとしています。