アメリカのトランプ大統領が厚生長官に指名していたロバート・ケネディ・ジュニア氏の人事を議会上院が承認しました。

ケネディ氏をめぐっては、過去にワクチンについて否定的な発言を繰り返すなど、非科学的な言動から厚生長官としての資質を問題視する声が上がりましたが、ケネディ氏は公聴会で「ワクチンを支持している」と主張していました。

13日の採決では、共和党から前の上院トップを務めたマコネル議員が反対したほか、民主党議員も全員が反対しましたが、賛成多数で人事案が承認されました。

ケネディ氏は弁護士出身で、ケネディ元大統領のおいです。

去年の大統領選挙に無所属で立候補していましたが、撤退し、トランプ氏支持に転じていました。