アメリカのトランプ大統領がパレスチナ自治区ガザを所有して再開発するとの構想を示す中、国会では野党が、石破総理がトランプ氏を「世界に対する強い使命感を持つ」と評価したことに「卑屈なおもねり」だと批判の声が上がりました。
共産党 志位和夫議長
「停戦を恒久化するために、国際社会が力を尽くすべき時に、住みなれた土地から追放し、観光地にするというのは、余りにおぞましい構想です。総理は、首脳会談後の会見で、トランプ氏について、世界に対する強い使命感を持つ方と申し上げましたが、余りに卑屈なおもねりというほかないではありませんか」
石破総理
「各国首脳と国際社会の諸課題について、率直に意見を交わしますためには、まずは先方と信頼関係を構築し、諸課題に係る認識を一致させなければなりません」
衆議院・本会議では13日、石破総理のアメリカ訪問の帰朝報告がおこなわれ、共産党の志位議長は石破総理に対し、“ガザをめぐる発言についてトランプ大統領に撤回を求めるべきだ”と迫りました。
石破総理は「ガザ情勢については、首脳会談では取り上げなかった」とした上で、「大統領の発言の逐一について政府として見解を述べることは必ずしも適切ではなく、推移を注意深く見極めたい」と述べるにとどめています。
注目の記事
「ハラミ」はいつから主役級? 人気の裏に焼肉店の苦労…プロ直伝・お家焼肉のコツを紹介【Nスタ解説】

「赤ちゃんにはなるべくあなたの母乳を」牛乳パックの“広告”に賛否 50年続く表現めぐりSNSで様々な意見

「市民に信を問う」“学歴詐称”疑惑で不信任決議を受けた静岡・伊東市の田久保市長、議会解散を選択 「伊東市がどうなっても関係ない」市民からは怒りの声【news23】

“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】女子中学生をはねとばした”危険運転” 事故から2週間...中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い抜き命を危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかる恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」
