きょうの県内は、冬型の気圧配置の影響で雪のところが多くなりました。

大雪は峠を越えましたが、県内では雪の事故が相次いで発生していて、新庄市では、けさボランティアによる通学路などの除雪活動が行われました。

午前8時半ごろの新庄市です。

きょうの新庄市は、雪が降ったりやんだりと変わりやすい天気となりました。

足もとを気にしながら、慎重に歩く人の姿も。

こちらは、近くにある小学校の通学路として利用されていますが、車道と歩道の間にはこどもの背丈ほどの雪が積もり、危険な状態です。

除雪ボランティア「通学路を大雪で壁が高くなっているので見通しのいいように排雪作業を開始した次第」

けさは、新庄市建設クラブに加盟する企業の従業員が、重機などを使って通勤・通学などで使用する道路の除雪作業を行いました。

新庄市でのボランティアによる除雪作業は、災害のおそれがある大雪が降った際に行っているもので、今シーズンは初めてです。

午後4時現在の積雪は、大蔵村肘折で284センチ、西川町大井沢で283センチ、新庄で99センチ、山形で38センチなどとなっています。

県のまとめでは、きのう午前10時現在、県内では今シーズンに雪害事故が76件発生し3人が死亡。73人が重軽傷を負っています。

県では除雪作業や雪下ろしを行う際は2人以上での作業を心がけるなど安全に十分注意するよう呼びかけています。