その隊員の記録には、緊迫した状況の中、防刃ベストを着用し、すばやく現場を離脱するといった判断をしながら、大けがをした男性を収容する様子が記されていました。

また、最後に搬送した軽傷の女性の救助記録には「ダウンジャケットの左肩甲骨付近に刃物によると推定される穴を認めた」などと刃物で襲われた跡について記されていました。

長野市消防局によりますと、今回の事件では3つの消防署から7つの救助隊が出動し、総勢20人が活動に当たったということです。