新潟県 長岡市に住む98歳の男性が13日、小屋の軒下で雪に埋もれ亡くなっているのが見つかりました。1人で屋根の雪下ろしをしていて転落したとみられています。

長岡市 小国町 法坂にある小屋です。

1階の屋根から2階の屋根へはしごがかけられていて屋根の上には雪下ろしをした形跡がありました。

この小屋の軒下で亡くなっているのが見つかったのは無職の樋口信近さん 98歳です。

警察や消防によりますと、樋口さんは13日、午前10時半ごろ頭部が雪に埋まった状態で見つかり死亡が確認されました。

樋口さんは1人暮らしで、連絡が取れなくなっていたことから親族が探していたということです。

樋口さんを発見した孫は…
【亡くなった樋口さんの孫は】「(樋口さんは)1人暮らしだったので、たまに自分も自宅の方に行って雪かきの面倒見ていたので、親の方から連絡がないということで急きょ心配でこっちまで向かっていたら」

樋口さんの近くにはスコップがあり、県は現場の状況から屋根の雪下ろしをしていて転落したとみています。

小屋の付近は1.5メートルから2メートルの積雪があり、屋根には80センチほどの雪が積もっていました。

警察が樋口さんの死亡原因を調べています。
県によりますと、この冬、県内で雪により亡くなったのは9人となりました。そのうち4人は除雪作業中だったということです。