相次ぐ北朝鮮の弾道ミサイルの発射。万が一着弾するおそれが高まった時にどこに逃げたらいいのでしょうか。軍事ジャーナリストの黒井文太郎さんは「北朝鮮の場合、核ミサイルが想定される。Jアラートから1分以内に着弾する想定が必要で、地下を探すよりまず建物の中に避難すること」と話します。一方で低い弾道のミサイルに対して、「イージス艦は対応できない。アメリカで新しいミサイル防衛を開発中だが、それができるまで日本の防衛は心もとない状況が続きます」と話しています。
"ミサイル発射”は北朝鮮国内で放送されず『通常訓練と同じ段階』

ーー北朝鮮のミサイル発射が相次いでいます。6日朝も6回目となるミサイル発射がありました。2発新たに発射され、2発目は変則軌道の可能性もあるということです。9月25日から数えて6日間で10発のミサイルが発射されています。6日朝のミサイル発射について、北朝鮮はどういう意図があって発射したとみられますか?
「時間をずらして連続して発射されましたが、おそらく緊急展開しての発射ということで実戦的な訓練だと思います。9月に入ってから何回も短距離ミサイルを発射しているんですが、異例です。北朝鮮はこれまでミサイルの発射に関して、自前の国営メディアで報道したんですけれども、報道も止めてるんですね。おそらく特殊なことではなくて日常的な訓練というような位置づけになってるんじゃないかなと推測します。金正恩氏が視察するとか軍の高官が行くとき以外は通常やっている訓練と一緒だよという段階に入ってると思います」














