出産後に孤立しがちなママたちを支えようと、富山県高岡市にオープンしたコミュニティースペースが人気を集めています。人気の「おさがり交換会」には、なんと1000点以上の子育てアイテムが集まっているようです。

高岡市福岡町赤丸にある「子育てシェアハウスあかまる」。

築100年以上の古民家を活用したママと赤ちゃんたちが交流できるイベントスペースとして、去年オープンしました。

立ち上げたのは、小学1年生と2歳の子をもつ高木奈津美さんです。

ファミーユ代表 高木奈津美さん:
「日本中が緊急事態宣言で外に出られない中、出産した後にしばらくはお家からも出られないし、人とのかかわりも全くない状態で。その中で人とかかわるのは難しいけど、何かでもかかわりたいって思いがあって」

頼れる人が少なく、不安が尽きなかったという自身の子育てをもとにママたちが息抜きできる憩いの場をつくりました。

「はい上手にできました~」

この日、開催したイベントは「足型アート」の制作。

「じょうず」「よいしょ~」

イベント内容は様々ですが参加するママたちに安心感を与えています。

利用者:
「いろんなお母さんたちとお話できて、本当に楽しかったです」

利用者:
「いま離乳食で悩んでいたこともあったので、色々情報交換ができてよかったです」

そんな「あかまる」で一番人気なのが、こちら。

利用者:
「肌着で来ちゃったので、ちょっと着て帰るものを見繕っていこうかなと」

サイズアウトの早い子ども服を活用しようと始まった「おさがり交換会」は、着られなくなった子ども服を寄付すると、その分好きなものを無料で交換することができるシステム。