ゴダイゴのリーダー、ミッキー吉野さんの妻で、画家の吉野祥江さんが、東京・玉川高島屋で個展「吉野祥江展-ヤギ Loves It!-」を2月12日〜18日までの7日間にわたって開催。ミッキーさんも、スタッフ用の名札に「吉野」と書いたバッジを見せながら“吉野祥江の営業部長でございます“とユーモラスにPRに一役買いました。



祥江さんは近年、アメリカで活動。日本での個展は2019年以来で “アメリカでこのところずっとやっていたので、日本でどんな反応が出るかずっと楽しみにしていて、この1週間はワクワクしておりました“と、笑顔いっぱいに喜びを語りました。

今回の個展はタイトル通り、ヤギをモチーフにした絵画やオブジェが中心で、祥江さんは“ヤギは日本では紙を食べると言われているので、ヤギたちが悪い書類やEメールを全部食べてくれれば明るい世界になるんじゃないかなと本当に考えていて、それを訴えたい。あと、ミッキーの影響も受けていて、ゴダイゴが掲げているダイバーシティ、みんな1つの名前があるという「ビューティフル・ネーム」のスピリットをいつも感じていて。ヤギを通して自分の言いたいことを伝えられればいいな“と、思いを語りました。

ミッキー吉野さん(ゴダイゴ)



現在73歳のミッキーさんは “古希以降、忙しくなりまして。(祥江さんに)「こき」使われてます“と、ダジャレを交えて話し、“この2日間大変でしたね、準備。マジで。(祥江さんの)口グセは「口動かさず、体動かせ」。厳しいんですよ“と、笑わせました。

ミッキーさんと祥江さんは、20歳差の“歳の差夫婦“。夫婦げんかはしょっちゅうだそうで、祥江さんは“毎日何かしら言い合ってます。だいたい(ミッキーさんが)怒られてる感じ“と、ぶっちゃけ。

夫婦円満の秘訣について祥江さんは“私もミッキーの作品をすごくリスペクトとしてるし、ミッキーも絵画や芸術をリスペクトしてくれて、『核』のようなものがあるから、結局そこに戻れるかなというのを私は感じています“と、明かしました。

画家 吉野祥江さん


一方、ミッキーさんは“歳をとってきて、どうでもいいかなみたいな“と、笑わせながら、“そのくらい楽になってますから。ゴダイゴでもなんでも、ニコニコやっちゃう方で、自分がそういう時期に入ったのかな“と、話しました。

来年は、デビュー50周年を迎えるゴダイゴ。ミッキーさんは“ゴダイゴは、いろいろな意味で自分で作ったものだし、歴史もあるし。他のメンバーやファンとはちょっと違う思いがあると思うんですね。自分の中で一番大事にしてきたものだし。どういうことをやればいいかなとか、何をやるか(スタッフに)難題をふっかけようかなと思います“と、いたずらっぽい笑顔。祥江さんは “私も支えられるように頑張ります“と、話していました。



【担当:芸能情報ステーション】