岩手県矢巾町は、町が予防接種を委託している一部の医療機関で、有効期限が過ぎたワクチンを誤って接種していたことを明らかにしました。
有効期限が過ぎたワクチンを誤って接種したのは、矢巾町が委託している医療機関2か所です。
使用されたのは「ビケン製5種混合ワクチン」と「第一三共インフルエンザワクチン」の2種類で、1月9日と31日に合わせて3名に有効期限が過ぎたワクチンを誤って接種した、とのことです。
医療機関は間違い接種確認後すぐに、当該医療機関から被接種者全員の保護者に謝罪の連絡を行うとともに健康状態に異常がないことを確認しています。
さらに、町では当該委託先医療機関に対し被接種者の健康状態の確認と、再発防止に向けた施設内の体制の見直しの指導を行いました。
町は「今後も再発防止に向け、間違い接種を防ぐための周知等を徹底していく」と発表しています。