卵の直売所「エサ代は10年前の2倍以上」

サン・ファーム 八幡明史専務「小玉(Mサイズ)は品薄状態になっている」


卵や加工品を販売する直売所「ひなたまこっこ(熊本・西区)」では9万8000羽のニワトリを飼育していますが、エサ代や電気代などの経費が上がり続けています。

八幡専務「エサ代は(10年前の)2倍以上、商品によっては3倍程度の飼料もあり、それを卵に全部上乗せできるかと言えばなかなか難しい」

自社の卵を使ったマヨネーズやスイーツなどの価格も見直さざるを得ず、多くの商品で1月も10%ほど値上げしました。

八幡専務「まだまだそれでも追いつかない状況。今度、どのような形で(経営を)推し進めるか」

少しでも価格を抑えようと、段ボール箱を使わずに販売する商品が人気です。

他にも…

八幡専務「傷が付いた安い卵や、生では(食べるのが)難しいけれども熱を通せば食べられる卵は午前中には売り切れる状況」