福岡県粕屋町は12日、公共交通機関の利用促進や利便性向上を図るため、交通事業者3社と協定を締結しました。

協定を締結したのは、粕屋町と西鉄、JR九州、それに、AIを活用したバス事業などを行うネクスト・モビリティです。

粕屋町には、JRと西鉄バス、コミュニティバスが運行していますが、高齢者や車を持たない人の移動に時間がかかることが課題となっています。

4者は、公共交通機関の利用促進や、乗り継ぎの利便性向上を図り、それぞれの視点から交通網を見直すということです。

粕屋町 箱田彰町長「地域住民の移動手段の確保は、地域経済の活性化にも大きく寄与するとともに住みやすく暮らしやすいまち作りのまさに新たなソースになると思っています。今後は現在粕屋町に70か所あるバス停を150か所に増設することや、AIを活用したバスの運行を検討するということです。」