若者や女性の岩手県内での就職を推進するため、行政、経済団体、教育機関など各分野の取り組みを共有する話し合いが行われました。

これは県や岩手労働局、教育機関、経済団体などで構成する「いわてで働こう推進協議会」の会議で、10日は県内の大学でコロナ禍が明けてから県外就職の割合が増えていることなどが報告されました。
この中で岩手県立大学の鈴木厚人学長は「インターンシップを増やし県内企業を知ってもらうことが重要」と述べ、インターンシップ受け入れの支援を求めました。

(橋本竜博社長)
「インターンシップを成功させるには、まずは受け入れ態勢が重要であること。
各域内の中小企業が本気で変化や取り組みに力を入れることが重要であると」

地元中小企業の経営コンサルティングに取り組む「アベヤス」の橋本竜博社長はインターンシップの学生に営業の同行や提案資料作成などの体験が2期連続の採用につながった事例を紹介しました。

若者や女性に選ばれる岩手を目指し、協議会では5月に新年度の取り組みを議論します。