那覇地検は10日、出産したばかりの赤ちゃんを窒息させて殺害したとして、沖縄市の30歳の女を殺人の罪で起訴した。

起訴されたのは、沖縄市に住む飲食店従業員、嘉陽菜奈美被告(30)。起訴状によると嘉陽被告は去年12月24日、自宅の敷地内で自分が出産した女の赤ちゃんの顔を自分の胸に押し付けるなどして殺害した疑い。

死体遺棄容疑での逮捕、殺人容疑での再逮捕時までの警察の調べによると、当時赤ちゃんの遺体は黒い布に包まれて自宅と塀の間に捨てられ、発見した家族が通報したとされている。

現場となった住宅付近を調べる警察(去年12月)