“ぎっくり腰”にならないために…腰を守る雪かきフォームは?
深田さん
「もっと腰を入れないとぎっくり腰になりますよ。相撲の股割りのように胸を張ってお尻を落として足を開く。そこでぐっと雪を掴んで、しっかり転ばないように踏ん張ったうえで雪を放り投げる」
深田さんが提唱するのは、足を開いて腰を落とした状態で、つま先を外側に向けた姿勢。踏ん張って「腰を入れた」姿勢での雪かきです。腰への負担が軽くなる分足回りの負荷を感じます。

MRO北陸放送 牛田和希アナウンサー
「雪かきってこんなに奥が深いものでしたっけ?」
深田さん
「北陸、雪国特有のこんなにいいトレーニングはないですよ」
この姿勢は、落ち葉拾いやゴミ拾いといった前かがみになる動きなら何でも使えるということです。

深田さん
「しっかり踏ん張って投げましょう。転ばないように、冬場はどうしても足腰が弱りやすいので」
体が後で痛くならないためにも時々持ち手を変えて左右の筋肉を均等に使うことも大事なポイントです。普段の生活にエクササイズを取り入れることで体力向上を目指す考え方ですが、深田さんが特に活用してほしいと願うのはシニア世代の男性です。

Q.どんな人に実践してほしい?
「特にシニアの男性ですね。コタツに入っていないでコタツから出て、テレビを見る時も、股割の姿勢で足腰をどんどん鍛えて欲しいと思います。」
雪かきを体力維持のためのエクササイズに。ケガを防ぐためにも、事前の準備運動と水分補給は忘れずにお願いします。