アメリカ・ロサンゼルス近郊で29人が犠牲になった山火事が発生してから、7日で1か月となりました。地元警察が新たに公開した映像には、当時の緊迫した様子が記録されていました。

強風にあおられ、火の粉が舞っています。これは、先月7日にロサンゼルス近郊で発生した山火事の映像です。地元警察が6日、発生から1か月となるのを前に公開しました。

街が煙に覆われる中、高齢者施設に入所する人々を車椅子に乗せて避難させるなど、当時の緊迫した状況が記録されています。

山火事は先月31日に鎮圧が宣言されましたが、これまでに29人の死亡が確認されているほか、建物およそ1万8000棟に被害が出ています。現地では引き続きがれきの撤去が行われていて、本格的な復興に向けては時間がかかる見通しです。