青森県弘前市の冬の風物詩「弘前城雪燈籠まつり」が開幕しました。

弘前公園では、関係者や子どもたちがテープカットを行い、開幕を祝いました。

白川舞 アナウンサー
「雪燈籠まつりといえば、この大雪像!細部まで精巧に作られていて、その迫力に圧倒されます」

2025年の大雪像の題材には、開業130周年を迎えた「弘前駅初代駅舎」が選ばれました。

1月中旬以降、気温の高い日が続きましたが、2月に入ってからの寒波の影響で雪は十分に固まり、高さ7m・幅16m・奥行き6mの大雪像が見事に仕上がりました。

夜には、大雪像をスクリーンにして、弘前の四季折々の風景や「ねぷたまつり」などの様子を映し出す「プロジェクションマッピング」も行われます。

園内には、大小あわせて約150基の燈籠や雪像が並び、夜にはやわらかな光が灯され、幻想的な雰囲気を演出します。

奈良からの観光客は
「きれいですね。これにライトが灯ったらきれいでしょうね。本物のかまくらは初めてで写真を撮った」

地元の人は
「雪は降らせっぱなしよりも、こうして自ら楽しんで、来た人にも楽しんでもらえるのはいいんじゃないかな」

会場には、ねぷた絵を再利用して作った「津軽錦絵大回廊」なども登場し、雪景色に彩りを添えています。