CM放映見合わせなどの影響で親会社の最終利益が7割以上減る見込みですが、フジテレビの清水社長は番組制作をてがける会社などに影響がでないよう、最大限配慮すると強調しました。

制作会社およそ120社が加盟する団体は、「番組終了や発注キャンセルが即倒産につながる」として、フジテレビに予算の確保などを求める要望書を提出しています。

フジテレビ 清水賢治 社長
「フジテレビの制作に携わる相手の制作会社・スタッフなどには、なるべく影響が及ばないことを一番の方針にしています」

清水社長はけさ、要望に対して「最大限配慮する」と話しました。

一方、来週、臨時の取締役会を開くかについては…

フジテレビ 清水賢治 社長
「取締役会は会社にとって最大の意思決定機関。軽々しくやるものではない」

フジ・メディアHD 齋藤清人 社外取締役
「経営刷新小委員会から、臨時の取締役会を開催してほしい要望の申し入れをする段階には今はない」

その上で、社外取締役が提出した経営の透明性を確保する方法など5項目の点検について、現在、会社側から返答待ちだとしています。