去年のパリパラリンピックに出場した卓球選手が岡山県美作市の中学校で授業を行いました。卓球の楽しさとともに一生懸命努力することの大切さを伝えました。

ラケットを構えた場所に打つ。精度抜群のコントロールショットに子どもたちは釘づけです。

パラ卓球でパラリンピック3大会連続出場を果たした岩渕幸洋選手が、美作市の勝田中学校で行った授業です。全国の小中学校に体育の先生としてアスリートを派遣するスポーツ庁の事業として開催されました。

(パラ卓球 岩渕幸洋選手)
「今の自分にできるベストを常に出していくってことが大事なんだなと感じました」

生まれつき両足首が動かしづらいという障害を抱える岩渕選手。卓球の楽しさとともに自身の体験を交えながら一生懸命努力することの大切さを伝えました。

(2年生)
「体の特徴が違っても誰にでも輝ける場所があるという言葉がすごく心に残りました」

(パラ卓球 岩渕幸洋選手)
「どんな状況であってもがんばるということが楽しめるようになると、より人生が豊かになると今感じているので、そういった視点でこういった考え方もあるよというのを伝えられたら嬉しいなと思います」

今年度、岩渕選手が小中学校で行った授業は今回で8回目だということです。