熊本城内の通路で空洞が見つかった問題で、熊本市は早ければ来週にも空洞を埋め戻す方針です。※2025年2月7日放送
空洞が見つかったのは、熊本城の二の丸と西大手門の間の通路です。

空洞の深さは最大2.5メートルで、熊本市はさらに広がっている可能性も否定できないとして、現在、二の丸と加藤神社を結ぶ通路は通行止めにしています。
市によりますと、この付近では1972年頃の石垣の工事で盛り土をした記録が残っていたということで、その際の盛り土の固め方が緩かった可能性があるとしています。

市は、空洞の埋め戻しを早ければ来週にも始める考えです。
埋め戻しには水と固化剤を混ぜた土が使われる予定で、埋め戻した後は地上からレーダーを使って調査し、空洞や異物がないかを確認するとしています。
また、安全が確認できるまで通路の通行止めと、北口の閉鎖は継続するということです。