気温も下がってきて秋本番。季節のものは高くても食べたいなと思いますが、やっぱり値段が気になります。今年は高いんでしょうか?安いんでしょうか?
■秋の味覚 気になる今年の値段は?

山内あゆキャスター:
<サンマ>2022年も高い
都内の鮮魚店では1尾450円でした。ただ、今後少しずつ値段が下がってくるということです。
<戻りカツオ>2021年より高い
漁獲量が3~4割少なかったんですね。ただ、サイズは平年並み。味は美味しくいただけるようです。
<サケ>2022年も高い
こちらも毎年高いとニュースにしていますね。2021年ほどの不漁ではないんですが、漁獲量は2019年の3分の1程度、サイズも小ぶりだということです。
<ブリ>2021年より高い
漁獲量が少なく、冬も高値が続きそうです。
次は“山の幸”を見ていきましょう。
<マツタケ>平年並み
実は、国産のマツタケは平年並みということなんですね。一方で、お買い得な中国産は円安などの影響もあって、価格は2倍になっているそうです。
<サツマイモ>3割程度安い
大規模な天候被害もなく、安くなっています。
<クリ>3割程度高い
収穫量は変わらなかったのに、モンブランなど加工品の需要がアップし、お値段は上がっているそうなんです。
<ナシ>2割程度安い
大きな天候の被害もなく、甘くてみずみずしいナシをこの秋はいただけそうです。
■“幻のキノコ”「本しめじ」とは?よく見る「ぶなしめじ」より大ぶり

そして秋といえば、キノコ。「香り松茸 味しめじ」という言葉がありますね。この「味しめじ」が指しているのは「ぶなしめじ」ではなく、もっと大ぶりな「本しめじ」なんだそうなんです。
この「本しめじ」、実はマツタケと同じように“幻のキノコ”とも言われているんです。菌床栽培が難しく一般には出回らず、マツタケのように、山でなければ取れない“幻のキノコ”だったんですが、2013年から大規模栽培に成功しました。今では一部スーパーなどで、3本で約500円程度で買うことができます。
この「本しめじ」。どうやっていただくと美味しいのかレシピを調べました。

逆さまにして焼いたり、天ぷらも美味しいそうです。また油との相性もいいということで、アヒージョ、それから肉巻きも美味しいということです。
ホラン千秋キャスター:
マッシュルームとシイタケを足して2で割ったみたいな見た目ですけど、味はどんな感じなんですか?
山内キャスター:
味は「しめじ」だそうです。