島根県浜田市に大手水産関係企業が進出することになり、このほど、連携協定の締結式が行われました。

浜田市に進出するのは福岡市に本社を置く「株式会社 三陽」で、巻き網漁船漁業、加工食品製造業などを行ない、グループの年商は約300億円です。

このほど浜田市役所で水産業の振興を目的とした包括連携協定書の締結式が開かれ、三陽の髙橋利明社長と浜田市の久保田章市市長が協定書にサインしました。

三陽は2029年3月までの操業開始を目指し、浜田市原井町の水産加工団地に
従業員90人程度を雇用し、アジフライなどを生産する水産加工場を建設することになっています。

三陽 髙橋利明社長
「浜田のどんちっちアジの評価は中央市場では相当いいと思う。(年間売上)50億ぐらいはいきたい。」

浜田市 久保田章市市長
「浜田港の発展につながるんだろうと大いに期待しているところです。」

浜田市では三陽の進出により新たな雇用や、浜田漁港の水揚げ増加などに大きな期待を寄せています。