生き物が暮らす環境の大切さを学びました。

鳥取市の公立鳥取環境大学で、小学生を招いたビオトープの観察会が開かれました。

「ヤゴ、ヤゴ出てきた!」

この観察会は、子どもたちに生物多様性や生態系保全の大切さを知ってもらおうと、大学で環境保全活動を行っている学生グループが開きました。

26日は、近くの若葉台小学校の4年生約30人が参加し、大学構内にあるビオトープで、池や草むらにいる生き物を探しました。

ビオトープとは、野生の生きものが暮らす場所のこと。
学生グループは、荒れていた池を1年以上かけて整備し、今では100種類以上の生き物が確認されるまでになりました。

子どもたちは、ヤゴやエビ、カエルにカマキリなど様々な生き物を見つけ、興味深そうに観察していました。

児童
「ヤゴとか見つけました」
「オオカマキリ見つけて良かったです。うれしすぎる」
「採ってはいけない植物とかを探して地球を救っていきたいです」
「いろいろな生き物が過ごしやすくなるような環境をつくりたいと思いました」

公立鳥取環境大学 TUES地球環境を考える会 菅裕人さん
「こうやって機会を設けることで新たな発見とかができると思います。ビオトープだけではなく身の回りの自然とかにも興味を持ってくれたらうれしいと思います」

学生グループでは、今後もビオトープを活用して地域の人たちへ環境保全の大切さを伝えていきたいとしています。