アフリカ中部のコンゴ民主共和国で、政府軍との戦闘を続ける反政府武装勢力が一方的に宣言した「停戦」を破り、新たに東部の町を掌握しました。

コンゴ民主共和国の反政府武装勢力「M23」は今月3日、「人道的な理由で4日から停戦を宣言する」との声明を発表していました。

しかし、ロイター通信は5日、情報筋の話として「M23」が停戦宣言を破り、コンゴ東部にある南キブ州のニャビブウェを掌握したと報じました。

「M23」はニャビブウェからおよそ70キロ離れた南方の都市ブカブを目指して進軍しているとされていて、AP通信は、東部の主要都市ゴマでは少なくとも900人が死亡したと伝えています。

「M23」は隣国ルワンダの支援を受けているとされ、コンゴ政府はルワンダが「M23」を利用して貴重な鉱物資源を略奪していると非難しています。一方で、ルワンダ政府は「自国の防衛と、ルワンダの少数民族ツチの保護のために行動している」と主張しています。