厚生労働省によりますと、去年の物価の変動を反映した働く人一人あたりの「実質賃金」は前の年を0.2%下回り、3年連続でマイナスとなりました。

一方、基本給や残業代などを合わせた去年の現金給与総額は1か月平均の速報値で34万8182円と、4年連続で上昇しました。厚労省は「賃金は上がってきているものの、物価の上昇に追いついていない」としています。