いい意味でマイペースで自分を持つつ、ちゃんと温かい 岡山の人の気質をキャラクターに

ー映画のロケ地や表町など、岡山市内ということですけども、地元の岡山の良さや岡山の人の良さなど、どういうことを描きたいというふうに思っていらっしゃいますか?

(針生監督)
「自分自身も岡山でずっと育ってきたので、友人とか家族とか岡山の人が多いんですけれども、やっぱり皆さん、いい意味でマイペースで自分を持っていて。でもどこかちゃんと温かくて、岡山の人の気質みたいなのをキャラクターに落とし込んでいきながら、プラス岡山の自分から見たここがかっこいい景色みたいなところを一緒に打ち出していきたいなと思ってますね」

ープロジェクト全体では、若い人たちを巻き込むというこですけど、若い人たちはどういうふうに期待されてますか?

「僕自身が学生時代に音楽や映像の仕事ってどんな人がやってるのかなみたいなのを知りたかったところがあって、こういうプロジェクトが近くで、岡山内でやってるんで気軽に参加してもらって、俳優さんってどういう演技を、どういうふうに仕事するんだとか、撮影ってこういうふうにやってるんだとか、そういう映画作りっていうのを気軽に見に来てもらって、触れて、刺激になってもらえたらなと思ってます」

ーいま岡山の魅力というお話もありましたけれども、神奈川県ご出身の桃香さん、岡山の印象をどのように抱いていますか?

(桃香さん)
「先日、ほかの映画の舞台挨拶で初めてお邪魔させていただいたんですけど、お客さんたちがすごく温かいなっていう印象があります。まだ岡山の街とかしっかり見れてないので、撮影中1ヶ月間お邪魔させていただいてけるので、そこでいろいろ魅力を知っていきたいなと思ってます」

ーCM中に春川さんが岡山をPRしてくれてましたけど、美味しいものたくさんありますので、味わって帰ってください。

(春川さん)
「たぶん、さわらの刺身を食べられるのは岡山だけですから、どうぞ食べてください」

(桃香さん)「ぜひ、はい」

ーそしてもう一つの短編映画のプロジェクトですけれども、針生監督こちらはどういうものになるんでしょうか?

(針生監督)
「僕も『MIRRORLIAR FILMS Season1』で参加させていただいたんですけれども、自分自身も映画作りの扉が開いたプロジェクトでありまして、たくさんの監督たちの挑戦的な短編映画が一気に見られるという、刺激もあってすごく楽しみなプロジェクトです」

ー各監督の個性が出るわけですね。

(針生監督)
「そうですね。本当に個性的な作品がいっぱいです」

そして今後のスケジュールですが、映画『ReTune』は来月(3月)から岡山市内で撮影を開始。全国の映画館で来年公開する予定です。

『MIRRORLIAR FILMS Season8』は4月ごろから、備中エリアの高梁川流域などで撮影を開始。公開は今年の末に予定しているということです。

ーでは最後にテレビをご覧の皆さんにお願いします。

(針生監督)
「岡山を舞台に、いま『ReTune』を作り始めております。実行委員の皆さんや地域の人々と一緒に、一丸となってまさに準備を進めているところです。この『ReTune』というのは、人と人の絆であったり、人の心のチューニング、人生のチューニングっていうのをテーマにしてます。なのでこのストーリーもそうですけれど、この映画作りに皆さんと一緒に参加していただけることで、とても有意義な映画プロジェクトとして、こっから打ち出していければなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします」

(桃香さん)
「撮影はこれからなんですが、岡山の方だけでなく、たくさんの方々の心に響くような作品になっていけたらいいなって思ってます。これからスタッフさんとキャストの皆さんと一緒に撮影を頑張っていこうと思ってますので、楽しみに待っていてください」

ー針生監督と桃香さんにお話を伺いました。ありがとうございました。