きのう(4日)午前、岡山後楽園で、岡山県を拠点とした2つの「フィルムプロジェクト」の記者発表が行われました。

(若林昭吾実行委員会会長)
「長編映画1本と短編映画2本。岡山の魅力を余すことなく伝えるのも、そうでございますが、クリエイティブなことを目指す若いみなさんと一緒に作ってまいります」

映画のタイトルは『ReTune(リチューン)』。これはインターネット配信のマンガ『Re-Tune~あなたの人生チューニングします~』の映像化です。

思いがけず中古楽器店の主となった「小暮つる」と楽器に詳しい店員「高藤寛人」を中心に巻き起こるヒューマンコメディで、会見には主演の桃果さん、そして岡山市出身で本作の監督を務める針生悠伺さんも駆けつけました。

(桃果さん)
「この作品は、音楽や楽器を通して、人と人が繋がり、心が癒やされていく作品です。『つる』というキャラクターは、演じる中で彼女が抱える葛藤や優しさ、そして楽器屋さんに来てくれるお客さんとの交流を丁寧に演じていきたいと思っています」

(針生悠伺監督)
「故郷であるこの岡山で、オリジナルの長編映画を撮影させていただけることを、とても光栄に思っています」

もうひとつ、『MIRRORLIAR FILMS Season8』。これは、岡山県備中エリアを拠点とした短編映画プロジェクトでメグミさんがプロデューサーとして、松田美由紀さんが監督として制作にかかわることも発表されました。

(伊原木隆太知事)
「見知った景色でも、映画の中で見ると、ちょっとね違いますよね。ぜひ、我々が知っているところなんですけども、『おやっ』ていうような、『えっ』ていうような、描き方をしていただければなと」

映画はこれから岡山県内で撮影が始まります。