石川県をはじめ北陸で雪の降りやすい状態は、5日(水)以降も続く見込みです。5日午前9時の予想天気図ですが、冬型の気圧配置が強い状態です。

上空の寒気も北から流れ込み大気の状態が非常に不安定で、石川県内は雷をともなった雪が降る見込みです。

今回の大雪を見ていくうえで、ポイントとなるのが「JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)」です。大陸からの冷たい風が朝鮮半島北部の山でぶつかってふた手に分かれて、その流れが日本海で一緒になり雪雲を発生させます。

雪と風の予想を見ても、JPCZによる雪雲があるのがわかります。

発達した雪雲は5日の未明も石川や福井に流れ込みそうです。日中も平地を含め大雪になるところがあるでしょう。6日(木)にかけても、石川県内は断続的に雪が降る見込みです。